WebGPU実装「Dawn」のUse After Free脆弱性(CVE-2026-5281)が悪用されている
修正版v146.0.3856.97が公開済みで、速やかな更新が必要
業務でEdgeを使っている方は、すぐにバージョンを確認してください。
目次
CVE-2026-5281を含む18件の脆弱性の概要
今回のアップデートで修正された脆弱性は多岐にわたります。
WebGPU実装「Dawn」の深刻なUse After Free
最も深刻なのは、WebGPUの実装であるDawnコンポーネントに存在するUse After Free(解放済みメモリの使用)の脆弱性です。 CVE-2026-5281はすでに野外で悪用が確認されており、攻撃者は悪意のあるWebページにアクセスさせるだけで任意のコードを実行できる可能性があります。 主要な脆弱性を以下にまとめます。
CVE番号
脆弱性の種類
コンポーネント
CVE-2026-5281
Use After Free(悪用確認済み)
Dawn(WebGPU)
CVE-2026-5284
Use After Free
Dawn(WebGPU)
CVE-2026-5286
Use After Free
Dawn(WebGPU)
CVE-2026-5272
ヒープバッファオーバーフロー
GPU
Dawnだけで3件のUse After Freeが修正されている点から、WebGPU周辺のコードに構造的な課題がある可能性が読み取れます。 今後も同種の脆弱性が見つかる可能性があるため、ブラウザの更新は継続的に注視する必要があります。